2007/10/20
再び・おすすめの作家
再びですね(笑)
とりあえず、今回は海外作家やすでに亡くなられた作家も含めて、おすすめの作家を紹介しましょう。
中上健次
先鋭的かつ土俗的な方法で、紀州熊野を舞台にした作品を多く書き、ある血族を登場させる「紀州サーガ」という土着的な作品世界を作りました。初期には大江健三郎から文体の影響をうけ、村上龍同様、女性に重点をおいた作品も多いです。好き嫌いわかれるでしょうが、すごくかっこいい小説ばかりです。
『水の女』『一八歳、海へ』『一九歳の地図』『岬』『軽蔑』などがおすすめ。
高橋源一郎
日本でもかなりレベルの高い作家。ポストモダン文学を書く作家ですが、その独特な小説世界には、驚かされました。小説の可能性を追求する作家です。
『さようなら、ギャングたち』『虹の彼方へ』『ペンギン村に陽は落ちて』など。ちなみに室井佑月の前夫。
島田雅彦
青臭い作品を描くのが得意みたいですね。高橋源一郎と同じポストモダン文学を書く作家。若い年代を書かせたら、うまいです。
『彼岸先生』『君が壊れてしまう前に』『優しいサヨクのための嬉遊曲』無限カノン三部作などを。
小林恭二
島田、高橋同様ポストモダン文学の作家。あまり知名度は アルベルト・モラヴィア
イタリアの作家。金原ひとみが好きだと言ってたので読んでるんですが、なかなか好みでした。
エロティシズム溢れる作品を多く書いているらしい。
『倦怠』『黒マントの女』など。
ジェイ・マキナニー
一冊しか持ってないですが(笑)
高橋源一郎などに影響を与えたらしい作家です。「80年代のサリンジャー」とまで謳われた人です。
とりあえず『ブライト・ライツ、ビッグ・シティ』から。
ジャン・コクトー
これも一冊しか(笑)俺は浅く広くがモットーだし(嘘だけど)。スッゴく難しい。でも面白い。うまくいえない作家ですね。世界的にも有名ですし。
『怖るべき子供たち』『阿片』など。
ジャン・ポール・サルトル
不条理を描く作家として有名ですね。
難解ですが、読みごたえあります。ただ、苦手な人は多いでしょうね。
『嘔吐』から読むのが妥当かと。
J・D・サリンジャー
誰もが知るこの作家。世界で名高い、アメリカが生んだ最高の作家のひとりです。『キャッチャー・イン・ザ・ライ』から読んでは? ちなみに俺は村上春樹訳で覚えています。
レイモンド・カーヴァー
江國香織や村上春樹に影響を与えた作家。洒落てますが、なかなか幅広い作風だと思います。短編作風なので、読みやすいかと。ちなみに詩人でもある。
この人の場合何から入っても構いません。
ポール・オースター
なーんにも起こらない作品ばかり書く作家らしいですね。例により一冊しか持ってないので(笑)ただ、若干癖がある。柴崎友香とか好きな人は楽しいかと。
デビュー作の『シティ・オブ・グラス』からがいいかも。
まあ、このくらいかな。いまは。とりあえず、いまおすすめする作家たちはこれくらいです。
とりあえず、今回は海外作家やすでに亡くなられた作家も含めて、おすすめの作家を紹介しましょう。
中上健次
先鋭的かつ土俗的な方法で、紀州熊野を舞台にした作品を多く書き、ある血族を登場させる「紀州サーガ」という土着的な作品世界を作りました。初期には大江健三郎から文体の影響をうけ、村上龍同様、女性に重点をおいた作品も多いです。好き嫌いわかれるでしょうが、すごくかっこいい小説ばかりです。
『水の女』『一八歳、海へ』『一九歳の地図』『岬』『軽蔑』などがおすすめ。
高橋源一郎
日本でもかなりレベルの高い作家。ポストモダン文学を書く作家ですが、その独特な小説世界には、驚かされました。小説の可能性を追求する作家です。
『さようなら、ギャングたち』『虹の彼方へ』『ペンギン村に陽は落ちて』など。ちなみに室井佑月の前夫。
島田雅彦
青臭い作品を描くのが得意みたいですね。高橋源一郎と同じポストモダン文学を書く作家。若い年代を書かせたら、うまいです。
『彼岸先生』『君が壊れてしまう前に』『優しいサヨクのための嬉遊曲』無限カノン三部作などを。
小林恭二
島田、高橋同様ポストモダン文学の作家。あまり知名度は アルベルト・モラヴィア
イタリアの作家。金原ひとみが好きだと言ってたので読んでるんですが、なかなか好みでした。
エロティシズム溢れる作品を多く書いているらしい。
『倦怠』『黒マントの女』など。
ジェイ・マキナニー
一冊しか持ってないですが(笑)
高橋源一郎などに影響を与えたらしい作家です。「80年代のサリンジャー」とまで謳われた人です。
とりあえず『ブライト・ライツ、ビッグ・シティ』から。
ジャン・コクトー
これも一冊しか(笑)俺は浅く広くがモットーだし(嘘だけど)。スッゴく難しい。でも面白い。うまくいえない作家ですね。世界的にも有名ですし。
『怖るべき子供たち』『阿片』など。
ジャン・ポール・サルトル
不条理を描く作家として有名ですね。
難解ですが、読みごたえあります。ただ、苦手な人は多いでしょうね。
『嘔吐』から読むのが妥当かと。
J・D・サリンジャー
誰もが知るこの作家。世界で名高い、アメリカが生んだ最高の作家のひとりです。『キャッチャー・イン・ザ・ライ』から読んでは? ちなみに俺は村上春樹訳で覚えています。
レイモンド・カーヴァー
江國香織や村上春樹に影響を与えた作家。洒落てますが、なかなか幅広い作風だと思います。短編作風なので、読みやすいかと。ちなみに詩人でもある。
この人の場合何から入っても構いません。
ポール・オースター
なーんにも起こらない作品ばかり書く作家らしいですね。例により一冊しか持ってないので(笑)ただ、若干癖がある。柴崎友香とか好きな人は楽しいかと。
デビュー作の『シティ・オブ・グラス』からがいいかも。
まあ、このくらいかな。いまは。とりあえず、いまおすすめする作家たちはこれくらいです。
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このうちの2人
2晩続けて、寝ていません。
明日、また夜勤なんだよ。
そのうちに、頭のネジが切れるかもしれないね。
または、過労で倒れるか。
この中では、中上健次とレイモンド・カーヴァーしか、読んだ事がありません。
2人とも好きな作家ですよ☆。
中上健次は、『十九歳の地図』とか『蛇淫』とか『化粧』、
カーヴァーは、『足もとに流れる深い川』とか『ささやかだけど、役に立つこと』なんかがいいですね。この人の場合、村上春樹が訳しているのがミソ。